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雑談は連想ゲーム 〜『雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール』〜

雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール

雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール

 

Amazonより内容紹介。

誰とでもうちとける30秒の会話のルール。人と話すのが苦手、初対面や知らない人だと気まずくなる、沈黙がこわい。そんな大学生のために齋藤孝教授が実際に授業で教えている、雑談力を身につける方法。知れば誰でも気軽にどんな相手もうちとける、コミュニケーションの簡単なルールと具体的な方法を紹介

 中身のない話を連想ゲームのように続ける

無理に話をまとめようとしない。 抽象的・一般論的な結論を出さない。 オチを作らずに、どこまでもズルズル引き延ばしていく。 結論に至る前に、小気味よく(時には目まぐるしく?)話題を変えていく。 これが雑談を続ける、雑談を広げる秘訣です。

雑談とは、その場にいる人と「場の空気」を作ること。場の空気をつくるためなので、結論を求めて議論を展開する必要はありません。

特に男性は建設的な話を求めがちで、話をすることに対して身構えてしまう傾向があります。会話にオチも結論も必要なく、相手の放った単語から適当に自分が話せることを拾い上げて、連想ゲームをするように会話を続けたらいいのです。

「◯◯といえば〜」が頻出するのがいい雑談ということですね。そういった会話の展開をするためには、会話の引き出しを多く持つことがいいでしょう。

 

潔く会話を終わらせるキラーフレーズ

「それでは」「じゃあまた」は、気持ちよく雑談をするためのキラーフレーズでもあるのです。 結論はいらないけれど、潔く終わらせる。 これが〝いい雑談〟の条件です。

話を切り上げる技術は結構難しいもの。特に建設的な話などは、「キリのいい」場面が少なくて途中で抜けることや終わらせるタイミングが難しいのではないでしょうか。

その点、連想ゲームのように続ける雑談はめまぐるしく話題が変わっていくので、常にキリのいい場面が訪れます。その場面で潔く「それでは」「じゃあまた」と言って切り上げる。確かに、ほんの1分程度だけ話して「それじゃあ仕事に戻ります」といった雑談が一番人との親密度が上がる気がします。

会話の切れ目で「それじゃ」と言ってその場を立ち去ってしまえばいい。なんとか会話を続けなければと考えてしまう人は、この考えかたをしてみると非常に気軽に日常が会話できるようになりますよ。

 

悩んだら、まず「ほめる」

どんな些細なことでもいいので、ほめることが雑談の基本です。それも真剣にではなく、「とりとめのないことをほめる」「なんとなくほめる」のです。

このなんとなくほめるというのがミソで、別に心から賞賛できることを見つける必要はありません。例えば誰かがキーホルダーを変えているのに気づいたら、「それいいですね」的に会話の糸口として使うといった感じ。

著者は、「雑談をする」という目的のために、手段として「ほめる」のだと言っています。褒めることが目的ではないので、内容はそんなに重要ではない。むしろとりとめのないことのほうが無難だし、相手も気負わずに済むのでいいですよね。

そして何よりも、”今目の前にいる相手の「見えるところ」を、とりあえずほめる”ことが重要です。キーホルダーでも、ネクタイでも、財布でも、時計でも、何でも構いません。

 

相手を肯定する

興味のない話題や嫌いなことでも、「肯定で答える」「まず同意する」ことが大前提。

自分の好き嫌いとは別の次元で、どんなものからもよさを見出す努力をする。それが雑談の話題を増やし、良好な人間関係を築くための重要なスキルのひとつなのです。

反対意見から言葉を始めないというのは、とても重要です。誰だって自分の発言に対して否定されるのは気分が良くないはずです。

自分が好きかどうかを主張することばかりせず、相手の好きなコトや考えをまずは肯定する。興味が無い、好きじゃないことに対して良さを認めていく。それが人間関係を円滑にします。そうすることで自分の会話の引き出しも増えていくのです。

 

人のネタを使いまわす

「人から聞いた話」を自分の雑談ネタとしてストックして使い回す、という方法は、大いに活用したいものです。

人から聞いて面白かった話は、他の人にとっても面白い可能性が高いです。そういった話を覚えておいて、他の人に「◯◯さんから聞いたんだけど〜」といって話すのも有効な手段です。

また、自分オリジナルの話でも、聞く人が違えば初めて話すことと言っても問題ありません。話す場所、聞く人が違えば同じネタが使いまわせるし、人から聞いた話さえ話題になると考えれば、選択肢がグッと広がります。

同じ話をしたら飽きられるかも……なんて考えず、同じネタ・人のネタを使いまわしていきましょう。

 

 

特に「人のネタを他の人に話す」テクニックは参考になりました。

褒め方の言い換えバリエーションなど、この記事内で紹介しきれなかった部分も含め凄くおすすめです。

挨拶からの沈黙が気まずい人は是非。

 

雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール

雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール